【方法論】「自己観察と自己分析をする」”どうして自分は高いところが苦手なんだろうか”と、観察してみてください。そして、”もう私は落ちないから、大丈夫なんだ”というように、自分を癒していくんです。

あなたは、「潜在意識」っていうものに対して、「魔法のように現実が変わる」というように、思いすぎているのかもしれません。
確かにそういうふうに言っている人もいるけど、要するに「自己分析」なんです。

例えば「高いところ」というのは、苦手な人もいれば、好きな人もいますよね。
高いところが苦手な人は、本当は落ちないようになっているし、思考では「大丈夫だ」と分かっていても、怖くてしょうがないんです。
高いところが苦手な人、好きな人、このふたりは、見ているものは同じなのに、一人は恐怖を感じて、一人は解放感を感じています。

苦手な人の潜在意識には、自分では覚えていない、高いところの恐怖体験があります。
それは、いわゆる「前世の記憶」という場合もあるし、「小さい頃に木から落ちた」という記憶があるのかもしれません。
小さい頃に高いところから落ちて、親からものすごく怒られて、怖かったのかもしれません。
そのことは、自分では覚えていなくても、潜在意識は、それを記憶として見せてくるんです。
そして実際に」、感情として、恐怖を感じるわけです。
そうして、「高いところ」＝「恐怖」となるんです。

だからまずは」、「自己分析」、「自己観察」が大事なんです。
「どうして自分は」高いところが苦手なんだろうか」というように「観察してみてください。
そして、「もう私は落ちないから、大丈夫なんだ」というように「自分を癒していくんです。

現実に対して嫌なことがある人は、ひとつひとつに対して、このように「全部やっていくんです。
でも、それはすごく大変だから、ポジティブな言葉を呟いたりして、「潜在意識を騙す」というやり方があります。
でも、それをやっても効果がない人は、そういった言葉には騙されない人なんです。
だったら、自分の気持ちを認めてあげるしかないんです。

それが自分でできないのなら、プロに任せるという方法もあります。
あんまりしんどいのであれば、カウンセラーに頼んでみるのもいいかもしれません。

「高いところが苦手」ということを「解消する必要がない」というのは、例え話です
「高いところが怖い」ということには、その奥には、「隠れた何かがある」っていうことです
現実として「高いところが怖い」というのが現れていますが、でもその奥には、それにつながるような何かが隠れているんです。
それを「自己分析」していくことが大事だということなんです。