達人に学ぶ潜在意識

【投稿】「自分を存在の中心に置く」自分以外のものや出来事が自分の心の中心に居座る時、自分は苦しくなります。自分が存在の中心部にいると、安心して人生を生きることができるのです。

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達人さん

あなたは、はじめから答えを持っている愛の存在です。

その真実はあなたの心に感情がうまれる基準点があることでわかります。

あなたが本来愛の存在であるから、愛のない考えを持つと嫌な気持ちになるのです。
自分や他人に対して酷い考えを持つ時、嫌な気持ちになるのはあなたが愛の存在だからなのです。
酷いニュースを見た時に嫌な気持ちになるのは、あなたが愛の存在だからなのです。

あなたは本来満ちている存在なので、不足の幻想にはまり込むと嫌な気持ちになります。
何かが足りないと思う時に苦しくなるのは、「全部在るもの」としての違和感なのです。

世界には、あなたの心が映っているので、あなたの心が曇っていると世界も曇った状態になります。
不思議なことに、そのことに気付いている人がとても少ないのです。

曇りレンズを通してみると曇った現実が見えるのは当然です。
あなたが「闇の中にいるんだ」と苦しむ時、このレンズが汚れて薄暗く世界が見えています。
そして綺麗な状態のレンズを通して世界を眺めた時にはじめて本当の世界の姿が映りだすのです。

ここで言う「レンズ」とは、心の中にある考え方や感情です。

恐れの観念で世界を見ると苦しい世界が見えて来ます。
幸せな人は愛というレンズを通して世界を見ているので、いろいろなことがキラキラして見えるのです。

ですが、実際には、この愛の視点を持っている時が本来の状態です。
曇っているほうが異常な状態なので、余計な苦しみを増やさないことが大事なのです。

もちろん人間なので、生きていれば心のレンズが曇る日もあるでしょう。

ですが、いつまでもレンズが曇った状態でいるといつまでも苦しい状態が続くことになります。
曇ったレンズでは、正確に物事が見えず、幻の状況を見て苦しんでいるのと同じ状態です。

そしてレンズが綺麗だと本当のことが映って来ます。
「本当のこと」というのは、自分が本当は何物かわかったり、人生は何のためにあるのか、わかるようになります。
何故なら愛を通して、あるがままに物事が見えるようになるからです。

心のレンズが曇っているとそのことがわからなくなります。

自分自身や、世界を大切にするよりも、もっと重要なことがあるに違いないと思い込んで、大切なことを見失ってしまうのです。

自分に対して酷く当たってしまったりするのは、自分以外の何かに価値や力を与えてしまった結果です。
自分の価値を低く扱うのは、「自分以外にもっと大切なものがある」という妄想に囚われてしまったからです。
目先にある見せかけの利益に目がくらんだり、または他人の言動や顔色を気にして、たくさんの人が人生の価値を見失っています。

本当に大切なことはあなたの存在の中にはじめからあります。
それはあなたは愛の存在であるということです。
完全な充足の状態があなたの実体です。
本当のあなたである愛の意識の中に、身体を持つ自分や、他の人達もいるのです。

自分の存在の中心に置くのは自分です。
自分以外のものや出来事が自分の心の中心に居座る時、自分は苦しくなります。
何故なら自分が本来いなくてはいけない場所に、いられないからです。

自分が存在の中心部にいると、安心して人生を生きることができるのです。
これはいわゆる「自己中」とは違うものです。
自己中は自分が良ければ他人はどうなっても構わないひとです。

自分を存在の中心に置くというのは、本当の自分でいるということです。
この状態は自分にも世界にも愛の視点を持って存在することです。

不思議なことにこの状態になると、他人の顔色や批判が気にならなくなります。
そうすると伸び伸び生きることができるようになるのです。
人が、願望を叶えたいという理由は、「今よりも良くなって、幸せになりたい」というのが動機ですが、
この願望の成就とは関係なしに、毎日が伸び伸びと幸せに生きられるようになります。

多くの人は、自分以外の人や、ものや、出来事を、自分の中心部に置いています。
それはお金であったり、不足を埋めるための願望であったり、他人の発言であったりします。

自分自身が大切にされていない状態で、その結果生まれる感情が「苦しみ」です。
大切にしていない人も自分です。
いろいろな苦しみの感情がありますが、基本的に本当の自分と調和していないと苦しいという感情が発生します。

ですが、この苦しみの感情があることは正常です。
何故ならば、異常事態を教えてくれるからです。
自分以外のものが自分の中心部にあると、「苦しい」とブザーが鳴るのです。

冷蔵庫を閉めるのを忘れるとブザーがなりますが、同じようなものです。
「このままだと良くないですよ」というブザーが、苦しみという感情なのです。

心のレンズが汚れている時は、このブザーが鈍く鳴っている状態です。
レンズが汚れている状態とは、自分以外のものが自分の中心部にある状態です。
ブザーを無視し続けると、身体に支障が出たり、人間関係がおかしくなったり、外部で「目に見えた形で現れます。

最初に感じるのは「何か違う」という、心の違和感です。
そのあとに苦しみが出て来ます。
この時に「苦しみという感情は自分が中心部にいないブザーだ」ということに気付いて、考え方を変えると苦しみという感情ブザーは止まることになります。

ケガをした時に痛みが出るのと同じです。心には違和感や苦しみと言う形で出て来ます。

嫉妬や後悔、心配などいろいろな苦しみの感情がありますが、癒す方法は基本的には同じです。

自分を大切にするということが、苦しみを脱するたった一つの方法です。

あなたは本質的に愛の存在なので、本当の自分と調和している時にネガティブな感情になることはありえないのです。

心を楽にする方法や、幸せになる方法は、いろいろありますが、本質的にはたった一つしかありません。
自分を大切にして、自分自身や世界と調和することが、苦しみを癒すたった一つの方法で、あとはバリエーションの違いです。

なので、いろいろなメソッドを次々と追い求めすぎると迷宮に入ってしまいます。
同じことをいろいろな表現方法で伝えているのです。
どの方法も、愛である本当の自分と調和するためのものなのです。

自分を大切にすることができたら、人生は、優しくて、楽に生きる、価値のあるものになります。

自分を大切にすると同時に世界を大切にすることになります。
自分の世界の中を生きる人達を、大切に感じるようになります。
バスの運転手さんや、店員さんなど、日常の中で会う人にも自然と感謝の言葉が出たりするようになります。
何故なら自分自身を肯定できることで、良い気分でいられるからです。

あなたの心が願望や条件に依存せずに満たされる状態で暮らせるようになるのです。
ブレる時があっても、「そんな自分もオッケー」と、受け入れる余裕が出てきます。
小さなことですが、その時あなたは」、愛を外側に発しているのです。
その小さなことが重なって、大きなことになっていきます。

あなたが大きな愛を放つようになったら、あなたの世界は素晴らしいものになるのです。

本動画の内容は、「達人に学ぶ潜在意識」に送って頂いた内容を音声化したものになります。
※テキストを音声化するにあたって編集作業を加えていますのでご了承ください。
<体験談の投稿者であるアマザトさんのチャンネル>
https://www.youtube.com/channel/UCNKg41FlIbuFzCeU-HagSGw

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