【方法論】「ガードを緩める」「金が入らないことを知ってるよ」と言わずに、「お金はどうなるかわからんよ」という態度が好ましい。ガードの隙間から、「なぜだかわからないが」お金が入ってくる。

体感・気づき・方法論
質問さん
質問さん

例えば大金が欲しいとして、そんなときに、神・宇宙・別の領域に全て任せると、一時的に気持ちは楽になる。
もう自分では何もできないことを知っているからだ。
しかし、現実に今働いている、これが辛いんだ。
何もしなくていいのに、任せているはずなのに、いつまでも貧乏、苦労している自分を演じていることが、自分のなかで矛盾している。
これを解除したくても、働かなくてはいけないし、買いたいものは買えないし、請求書がバンバン来る。
この現実をどうすればいいんだろう。

達人さん
達人さん

結局のところ、あなたが抱いている、その確信が邪魔なわけだ。

「毎月これぐらいしか収入は入ってこないだろう」、「不労所得は入ってこない」、「これぐらいは金がかかる」、「これぐらいしか手元に金はのこらない」、「仕事はしんどいものだ」、「明日の仕事もしんどいだろう」、という確信だ。
どれだけ神におまかせしたつもりでも、あなたはそれを「確信」してるわけだ。
つまり、あなたはそれを」「知ってるよ」というわけだ。

あなたがそれを「知ってるよ」という限り、別の領域からしたら「そうですか」という事になるわけだ。
それが信念として活性化されている限りは、お任せしたつもりでも、実際にお金は入ってこないわけだ。

つまり、その確信を弱めていった方がいいわけだ。

例えば、「毎月これぐらいしか収入はない」、「毎月これぐらいしか収入はない」と俺は確信しているようだ」、「本当に、毎月これぐらいしか収入はない」のだろうか」、「毎月の収入に関してはよくわからない」、というような感じだ。

この一連の流れをひとことで表すと、「認定を取り下げる」という事になり、これをメソッド化するとしたら、「自己観察」、「確信の外側に出る」、という事になる。
ただし、無理にやろうとすると、その信念に抵抗する事になり、かえって強める事になるので、あくまでも力を抜くようなつもりでやるといい。
そしてこれは」、お金の事が頭に浮かんでしょうがない時にやればよい。

「信念」というものは、「常時ON」というわけではなく、あなたが意識を向けた時に「ON」になる。

水面を指でツンとつついたときに、水面に広がる波紋を思い浮かべてみればいい。
あなたが意識をそこに向けた時に、その周辺の信念が活性化されるわけだ。
そこであなたの確信が強められるわけだ。
これはエイブラハムの引き寄せの法則における「それ自身に似たものを引き寄せる」ということだ。

やっかいなのは、「お金」というものが色んな側面を連想させやすいという事だ。
人によっては、「税金があがります」なんていうニュースを見ただけで、「収入が減るじゃないか」、「毎月これぐらいしか収入は入ってこないだろう」、「不労所得は入ってこない」、「これぐらいは金がかかる」、「これぐらいしか手元に金はのこらない」といったように、周辺の信念を活性化させてしまう。
引き寄せという事に関しては、お金の難易度は変わらないものの、こういった連想をさせてしまうのが、お金のやっかいな側面である。

とはいっても、そんなに難しく考える必要もなく、あなたが油断する事によって、その鉄壁の確信によるガードを緩めればよいのである。

私がまだ引き寄せに何の興味もなかったころの話だが、当時の私も、まさに一か月の収入はカツカツだった。
毎月何とかやっていけてるというような状態で、徐々に追い込まれていった。

その時の私は、ちゃんと節約もしていた。食費やら光熱費やらをチェックして、出来るだけ使いすぎないように、といつも心がけていた。
にもかかわらず、たまにバカ食いしてしまったり、飲み代に使ったり、あるいはケータイ代が高くかかったりで、まるで何かに誘われるかのようにいつもカツカツの状態に追い込まれていた。

そして「やばいやばい」と思いつつ、ついに追い込まれてしまった。
来月のすべての支払いを計算した結果、明らかに間に合わないのだ。
その当時は光熱費なども遅れて支払うようになっていたため、これで間に合わないとなると、止められてしまう状況だ。

不労所得など得られるはずもないし、当時の私は、金を借りようという発想もなかった。
金を借りるという事自体、やってはいけない事だと思っていた。

やばいやばいと恐怖していた時、会社の同僚から、あるゲームをやろうと誘われた。
同僚4人でやりたいから、お前もやれというのだ。
「そんな場合じゃねぇよ」と思いつつ、なぜかその話に乗ってしまった。
ただでさえ金がないにも関わらず、なぜかそのソフトを買ってしまったのだ。
そしてハマった。
思った以上に、そのゲームが面白かったのだ。
本当はそんな事してる場合ではなく、会社に黙ってバイトでもすべきだったのに、暇さえあればそのゲームをやっていた、というぐらいにハマっていた。
もちろんお金の事は依然として気にはなっていたのだが、「もういいや、わかんねぇ」というような心境だった。

それから、十日後ぐらいだったと思う。
「なぜだかわからないが」、知人から50万を貰った。
知人といってもそれほどの仲でもない。
なぜ自分に金をくれるかわからないような人が50万をくれたわけだ。

さて、このゲームにハマっていた時の私は、お金に関する信念を、まったく活性化していなかっただろうか?
お金に関する事に、一切意識を向けていなかっただろうか、いや、そんなことはない。

だが、お金に意識を向ける回数は明らかに減っていただろう。
なぜかといえば、別の事に興味がとられていたからだ。
お金の残高にばかり向けられていた興味が、別のところに移っていたというだけである。
お金に関して、水面をつつく回数が減っていたというだけである。

つまり、ガードが緩んだ。
お金が入ってくる事を徹底的に防いでいた、徹底的に論破していた、「信念」という確信のガードが、わずかに緩んだ、それだけだ。

そのガードの隙間から、「なぜだかわからないが」お金が入ってくる。
だから、ガードを緩めることだ。
「金が入らないことを知ってるよ」と言わずに、「お金はどうなるかわからんよ」という態度が好ましい。
もっとゆるキャラになれ、ということだ。

また、意識を向ける、「水面をつつく」というのを上手く利用するとすれば、「完璧だ」、「この状況は私にとって素晴らしい」、という認定、選択を使うことだ。
たしかに、今までにその周辺の信念は活性化されていないため、すぐにはお金が出てこないかもしれないが、「完璧」に何度も意識を向けるならば、いずれその周辺の信念が生き生きとしてくるものだ。

そして、一番いいのは、興味が他に移る事である。
他に興味が移ることで、相対的にガードが緩む。

お金に関して抱いている不要な確信が、いずれ捨て去られていくならば、そういった事を気にする必要もなくなる。
そして、実際にお金が入ってくることで、お金に対する重要性も下がり、ますますお金が入りやすくなる。
「あとはお任せあれ」ということである。

108以外質疑応答【5】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/10211/1311180098/
983 名前:81 投稿日:2011/10/15(土) 00:42:01 ID:c/U4/Npg0

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