自己観察は、コツをつかむまではイマイチよくわからないですよね。
今今メソッドと併用すると、もしかしたらコツがつかめるかなと思いました。
自己観察自体が、今に在るためのものなのですが、「今今メソッド」との併用という観点で説明してみます。
今今メソッドは、今この瞬間にギュッと集中するものではなく、「今起きていることに気づく」というものです。
例えば、
・今聞こえる音に気づく
・今触っている物の感触に気づく
・今見ているものに気づく
などなど、五感を通して感じるものに気づいて行きます。
つまり、ただただ今起きていることだけに気づくだけです。
身体の感覚に気づけたら次に、頭の中のおしゃべり、思考に気づきます。
この時のコツなのですが、思考の「内容」は、気にしないようにして下さい。
内容を捉えてしまうと、そのまま思考に引きずられていつの間にかどっぷりハマります。
思考の内容は気にせず、ただの雑音のように感じられて、思考が空回りしてるように感じたら成功です。
ここでわかることは、思考も五感と同じように「今起きているただの現象」と言うことです。
感覚的には、「五感と思考」の「現象」に気づく感じですね、思考を物体のように捉えるのも良いかもしれません。
ここまでつかめれば、記憶も思考であることがわかり、記憶を元にした未来の心配事も思考であることがわかり、とにかく今にあり続けることができます。
この「五感と思考」に気づいてる視点こそが、別の領域と呼ばれるものかと思います。
ただ、別の領域を探そうとすると思考に呑まれますので、そのことは考えずに、「五感と思考に気づいていたら、いつの間にか別の領域にいると思います。
自己観察がよくわからない方は、試しにやってみて下さい。
自己観察スレ3
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/study/9650/1455679954/l50
167 : 幸せな名無しさん :2016/04/04(月) 03:27:25 hhygXFGk0