【方法論】【719さんpar7】感情の蓋をあける事は、ある意味苦しいんです。どうしても苦しいなら、感じなくても良いです。ジャッジせずに感じてください。あなたが感じる全ての事は、世界で一番大事な事です。

達人part
質問さん
質問さん

『感情を感じきる』ということが、いまいちわからないんです。
例えば、好きな相手からメールが来なくて、『寂しい』と思ったとして、『寂しいんだねー、よし、じゃあもっと寂しく感じてやろう』としてみると、自分をいじめてるようで死にたくなります。

達人さん
達人さん

少し気になったのは、寂しく感じてやろう、というところです。
感じてやろう、というアプローチより、寂しいなー、寂しいよねー、寂しいよー、と語りかけるような気持ちで、
寂しさを感じきって貰えるといいかと思います。
そうすると、私寂しいんだねー、そうかそうか、と出てくるんじゃないかな?
これが、自分と向き合ってることだし、今にいることだったりします。

感情を感じきるというのは、自分を責めること、追いつめることではないので、感情を消したい、というより、どんな感情にも寄り添って、感情と共にいる、というほうが適切かな。
感情を消したい、と思うほど、感情が出てくるのです。
感情と共にいれば、統合されて、いつの間にか消えています。

また、寂しさを感じていると、死にたくなるということですが、これもジャッジせずに、感じきってください。死にたくなるな、死にたいと思ってるな、と感じきってください。
死にたくなる、というのは、一般的に考えて、いい事ではないですが、世界で一番大切なあなたが感じていることです、悪い事なんて1つもないんです、
というか、良い悪いなんてないんです。

人間は、ちょっとした事でも死にたくなるし、凄く深刻でも死にたくなるんです。
買い置きしてたパンを、誰かに盗み食いされただけで死にたくなる、という人もいます。
あなたが感じてる死にたくなると、パンを盗み食いされた人の死にたくなるは同じなのに、違いますよね。
つまり、死にたくなるという感情に、あなたは無意識にも良い悪いを付けてるという事です。

死にたくなるも、あなたの大切な感情です、感じきってあげてください。
ただ、感情を感じきる作業というのは、最初のうちは苦しいです。
今まで見てこなかった自分の感情を感じる事、つまり自分を見つめる事だからです。

感情の蓋をあける事は、ある意味苦しいんです。
どうしても苦しいなら、感じなくても良いです。
感情を感じるというのは、一種、自愛的な役割もはたしますので、
感情を感じたくないんだね、というのを感じきるのも、立派な感情を感じきるという行為です。
感じるとは、ここまで感じきるという事です。
そして、感情はどんどん出てきます。それをジャッジせずに感じてください。

感じきるが難しいならば、感情が感じきれない私が完璧、寂しいと感じる私も完璧、死にたいと思う私も完璧、と、完璧認定をしてください。
最初はそれだけで良いと思います。
余裕が出てきたら、次に感情を感じていくようにしてはいかがですか?

私のやり方を参考にして頂けるなら、1つの言葉だけで判断するのではなく、全ての言葉を総動員して欲しいかなと思います。
1つの方法では、小さくても綻びがありますし、最初は現実に振り回されやすいです。

器用な人は、ひょいっと認識変更できますが、そうでないなら、ある程度丁寧に自分と向き合い、総動員でことに当たるのが私のオススメです。

あなたが感じる全ての事は、世界で一番大事な事です。
どんな感情もどんな思考も、大切なあなたの一部なのです。

質問さん
質問さん

『完璧』もやっていますが、何が完璧なんだよ、というのが出てきて、そう思う自分も完璧、とやっても、イライラしてくるんですね。
全然完璧じゃねーよ、って自我が暴れるんです、
おとなしくなるどころか、反発してしまうんです。

達人さん
達人さん

完璧が抵抗あるなら、何が完璧なんだ、完璧じゃねーよ、にも寄り添い、感じてみてください。
消すのではなく、受け入れる形です。

そして、もっと余裕が出てきたらでいいのですが、完璧じゃないと思うのは、記憶からの反応と言うか、無意識に記憶と記憶、記憶と願望を繋げてる場合があります。
何かと比べないと完璧じゃないという認識が出てこないのです。

完璧は、頭では分からなくていいのですが、完璧じゃないの反応は、記憶から何かを引っ張りだして、繋げている可能性があります。
そういうことを、ゆっくり丁寧に見てあげてください、その方が近道だったりします。

感情に気づく、というのでも良いですし、ご自分の納得いく感じが一番いいです。
こういったメソッドと言われるモノも、ガチガチに固定すると、効果が薄れるように思います。
ただ、感情を良い悪いで判断して、消す方向からのアプローチをしないという事です。

分離ではなく、統合を目指してください。
ある世界に属するものの見方で、活用していって頂けたらと思います。
なるべく、ある世界からモノを見るように意識するといいかもしれません。
でも、できなくても完璧なので、焦らないでください。

質問さん
質問さん

悲しいっていう感情を感じているときは、嫌な思い出や、記憶がセットでイメージされていきます。
例えば、彼に振られて悲しい場合、サヨナラ、と言ってる彼が、頭に鮮明に思い浮かぶのです。

達人さん
達人さん

それらは、今のあなたに何も関係ありません、ただの記憶です。
あなたが体験した事かもしれないけど、今にはないんです。
思い出して、そこから刺激を得てるだけなんです。
だって、今目の前で起こってる事じゃないですよね、
それなら、今とは何も関係ないです。

幸、不幸は別として、記憶からの刺激は、病み付きになります。
その刺激に惑わされないようにするのが、記憶を意識的に忘れていき、記憶と記憶、記憶と願望を関連づけないことです。

しかし、自我が在るので、記憶を消す事はできない、その対策として、感情を感じきることだったり、自愛だったり、完璧認定をするんです。
それをしなくても、記憶同士を繋げないこと、もしくは、辛いと思う過去をできるだけ思い出さない、忘れていく、薄めていく、という事ができればいいと思います。
記憶が無くなれば、認識変更も簡単にいきます。

質問さん
質問さん

既にあるということは、コントロールしようとすることは、無駄なことなんですか

達人さん
達人さん

既にあるから現実をコントロールするのが無駄なのではなく、現実は、1秒前で、すでに過去なんです。
記憶になってしまうのです、
過去はコントロールできないんです。
そして、私たちがいるのは今のみです。
過去でも未来でもなく、今が一番重要です。
そして今、なりたい自分になってください。

感情を感じきることで、現実もそうなるんじゃないか、っていう人がいましたが、感情を感じる事で、それに似た現実が創られる、という認識があれば、世界はそう展開されていくと思いますよ。

安心感、幸せという感情を感じる事で、安心感のある世界が展開されていき、恐怖感、不幸せという感情を感じる事で、恐怖感の世界が展開されていく、という認識が在り、それを体感しているのならば、好きな感情を感じて、それに類似した世界の展開を、思う存分体験すべきだと思います。

そうであれば、要らない感情は、無視していいんだと思います。
自分の願望が叶った世界の創り方を理解しているなら、その方法を使えばいいと思います。
自分の思い描いた世界を創っていく方法は、自分で決めるものです。

ただ、なるを適用するとき、感情に良い悪いを付けて、どちらかの感情を無視するというのは、なかなか難しいです。
良い感情を感じるには、悪い感情がなければ成立しないですし、そうなると、感情に振り回される=現実に振り回されます。

質問さん
質問さん

強い恐怖がでたら、その中に飛び込んでみたほうがいいということですね
強い恐怖はなかったですか?

達人さん
達人さん

認識の変更がされても、恐怖は減りますが、無くなりません。
記憶と自我は、生きてる限りあるので、その反応として、強い感情も出てきます。
ただ、その感情に振り回されるということはまずないかな、あってもごく短い時間です。

感情を感じてください、と言っているのは、感情に飲み込まれるときは、今にいない事が多い気がするからです。
無意識でも、意識してでも、記憶と記憶を結んでる可能性が高いです。
意識はその時、過去や未来に飛んでいます。
記憶を取り除き、感情だけ見て感じたのなら、感情にそれほど揺さぶられないと思います。

感情を自ら進んで見に行くこと、つまり、感じにいくときは、自分と対話してるような気分になります。
どういった事で、私は喜び、悲しみ、怒るのか、などがわかります。
自分を知るという事、気づいてあげる事は、安心すると思います。

感情を感じる事は、自分と対話していく役割もあったりするので、いつの間にか自愛にもなっていると思います。
この時、過去を思い出したらダメ、というわけじゃないですよ。

記憶は消せませんから、そこから出る感情はあります。
ただ、感情をほかのものと関連づけない、という選択をするだけです。
全てを独立させます、そして感じています。

思い出すのが不快であれば、意識的に記憶を思い出さないようにするのもいいです。
自我が行う事はしょうがない事も多々ありますが、私たちには選択できるので、選択するのみです。

感情を感じるのは、安心するので好きですし、今にいられます。
感情を感じていくことを繰り返した先に、記憶の根源というか、そのようなところには達しました。
そこにたどり着いたら、願いが叶わないこと、その存在さえも認められました。

こういうことは、個人の感覚的なものなので、何が正解ということはないんじゃないかな、と思っています。
それぞれの、体感したやりかたが一番だと思います。
メソッドや体感は、柔軟性があった方がいいですし、それが正しい姿なのかと思っています。
あなたは、あなたの体感を信じてください。

質問さん
質問さん

ポノポノとの関連は、どのように考えていますか

達人さん
達人さん

ポノポノはいいと思いますよ、自分に対して、ポノポノの言葉を呟いてるときもありますし、一番大切な人に接するみたいにやっています。
ただ、全て無意識でやってると思います。
意識的にやったことは、かなり前です。
ただ、ポノポノも、感情を消そうと思ってやったら苦しいと思います。

私は基本的に、全てを統合していく事に重点を置いてます。
自分の中に、もう一人自分を創る、という事をしません。
感情にエゴと名前を付けるのも苦手です。
分離を選んでいた時は、とても苦しかったです。

全て存在していい、そして、その中から私が何を選ぶか、という考えです。
全てを統合するのは、とても楽なんです。
敵がいません、でも敵がいてもいい、とすると、結局、敵がいないことを選択できます。
全ての存在を認めると、調和が生まれるように感じます。
全ては完璧だな、と思います。

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