私は中二病をいかして願望達成しました。
ことの始まりは、私が二十歳そこそこの頃です。
「十二国記」という小説にめぐり合いまして、その世界観に惹かれました。
もう成人していたというのに、いまだに中二病だった私は、
脳内で、「自分は王で、側に麒麟がいる」という設定で、一日20分くらい、毎日妄想してました。
妄想は、玉座に座って執務してるところや、空飛ぶ獣に乗って国を見回したり、国民から歓迎されてるとかです。
当時、同人誌をやっていたのですが、小さいサークルだったのが、あれよあれよという間に、大手サークルになり、色んな書店と委託契約をして、年間、2000万円くらいの収入が入ってくるようになったんです。
周りから一目置かれるようになって、ファンにもちやほやされて、まさに、妄想でしていたような「王」の扱いです。
すごく良くサポートしてくれる友だちも出来て、これも脳内の「麒麟」そのものの性格です。
でも当時は、妄想してたことと、現実の動きがリンクしてるとは思わずに、そのうち、「十二国記」ごっこはやめてしまったんです。
さすがに20代半ばくらいになると、アホらしくなったんです。
そこからは、転落人生です。
元のネガティヴ全開の性格に戻り、何をやってもうまくいかず、あっという間にお金も人脈も消えました。
ある時、引き寄せやら潜在意識やらを知り、自分が調子良かった時期を思い返してみると、
「あ、そういえば、脳内で妄想してたなー、自分は王という妄想していたら、王扱いされたし、周りにいる友達もみんな、脳内キャラそっくりだったなー」という事に気付き、さらに、「一日五分のお姫さまごっこ」という本を読んで、確信しました。
私は、「お姫さまごっこ」というか、「王ごっこ」やってたんだ、みたいな感じです。
というわけで、30歳をすぎて、再度、中二病に戻ってみることにしました。
当時脳内にいたキャラたちを呼び起こして、さらに、「お姫様ごっこ」の本の内容も取り入れて、「あなたはすばらしい」とか、とにかく、脳内キャラに自分を持ち上げさせました。
結果は言わずもがなですが、人間関係も絶好調になり、年収も当時以上になりました。
現実がどのように展開したのかは、それこそ、億通りあるうちの最善を、潜在意識が選んでくれた、という感じです。
この中二妄想を続けないと転落すると分かっているので、もちろん続けていきますが、自分の年齢を考えると少し恥ずかしいです。
けれど、お姫さまごっこの著者も30代後半で「自分はお姫さま」という設定にしたのだから、まあいいか、と思っています。
この板を卒業する人が結論を書き込むスレ
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263 :幸せな名無しさん:2013/02/12(火) 12:06:55 ID:5vNoIXjQ0