LOAでは、願望が叶わないと、それは本当の願望じゃないから叶わない、という解釈のような気がします。
それは「願望は叶えるものだ」という属性を与えているからだ。
ひねくれ者の場合は本当の願望が叶っている事を体感させてくれる、だから願望は叶っている、ミスオーダーなだけだ。
一般的な願望実現本は、そもそも願望とは叶えるものという前提で書かれている。
例えば豪華な新車が欲しいとして、心の奥底では、評価されること、つまり自分が愛されることが願望なんだからまず自分を愛せ、とか言われるけど、でもやっぱり欲しいものは欲しい、特定の相手ともつきあいたい。
相手や物を好きだと思う気持ちと欲しがる気持ちは別物だ。
あと、自愛して満足して手に入らなかったら、という心配はいらない、だが、満ちたきみが別のものを選ぶ可能性がある。
例えば今100万円の物が欲しい、しかし買えない。
ある日、持ち金が一億になった、前欲しかった100万円の物だって買ってもいいが、もういらなくなっているかもしれないだろ?
そこはかとなく憂鬱というか、何となく気分が暗い日ってあると思うんですが、そんな時は何が原因なんでしょう?
気分が暗いのは別に悪い事じゃない、常に明るくないといけないと思っていないか?
ネガティブな気分になる、自分に甘く、まあいっかで終わればいい。
ネガティブから逃れようとするより、認めて流した方が遥かに楽で快な気がしないか?
まだ自愛がよくわからない
自愛について、
うまくできてもうまく出来なくても構わないんだ。
うまく出来なくて苦しんでも良いし、叶える事に執着しても、叶わないと嘆いて苦しんでもいい。
そんな完璧じゃないと自分を許せないきみを、丸ごと愛せ、だよ。
よく、叶っても叶ってなくても幸せになって下さいという108さんの言葉に、いやいや叶わないと幸せじゃないし、と抵抗するだろ?
叶わないなんて幸せじゃないし、叶っていない今幸せじゃない、とね。
自愛の方面からアプローチすると、叶っているきみも叶っていないきみもどちらも丸ごと愛してやれ、だよ。
叶っていようが叶っていまいが愛してやれ、自愛できようができまいが愛してやれ、
快であろうが不快であろうが愛してやれ。
あれはダメこれはダメと知識が増えて、そのダメな事をするたびにきみはきみを叱責する。
車を気持ち良く運転するのに、隣りでなんやかんや否定されたら嫌な気分だろ。
言われ続けると萎縮するし、いつもしないミスまでやらかしてさらに怒られる。
分離は勘違いだ、愛、完璧、一体、以外は勘違いだ。
抵抗や不快感、恐怖がでてきたら、きみが感じる事を許せ、感じてもいいんだ。
それが自愛だろ。
きみが世界や人生、願望の対象物に言いたい事、文句があるとすれば、それはきみがきみにいいたい事だ。きみからきみへの不満だ。
自分がこのしつこいまでに自分を許せないのは、本当に何なんだろう
つまり、自分を許せない→まあいいや→まあいいやと思えない自分にいらつく→それでも構わない→いいわけないじゃん→別にOKだよ、という流れだ。
それは、分離→愛→分離→愛、っていう感じだ。
最後に分離が根負けするまでやってみろ、結局分離は錯覚、幻想なんだよ。
クレさんも言っていたろ、自分を裁くな、まあいっかだ。
つまりこれは、丸ごと自分を許してるし愛しているし、自分が完璧であると認めているだろ、言葉は違えど同じことだよ。
分離を採用させないようにするにはどうしたらいいのですか?
分離はない、幻想だという事を思い出せばいいだけだよ。
良いも悪いも感じたことも思っていることも全部自分だし、感じた対象も自分だし、全部自分なのに禁止する方が不快な感じがします。
ダメなことなんか一つも無いですね。
それが丸ごと愛しているという事だろ?
きみが世界に少しでも不満があるなら、きみがきみにもっと愛してほしいサインだ。
世界はきみだろ、きみがきみを愛するという事は、世界がきみをあいしきみが世界を愛する事だ。
不足や不安や恐怖を感じたっていい、そんな自分も愛してやれ。
愛せなかったとしても、そんな自分を愛してやれ。
自愛をすれば世界が微笑んでくれる、だから自愛するみたいでもいいのかな
私が言いたいのは、世界が微笑んでくれるために自愛する自分も許す、愛するだ。
願望を叶える為に何かをする事がいけないのではなく、既にあるから、願望を叶える為に何かをする必要がないんだよ。
叶っていない(と思っている)自分も愛せ。
だが叶える為に執着してしまう自分も許して愛せだ。
まるっとな、どんな自分でも愛せだ。
さらに世界が微笑んでくれる=自分が微笑んでくれるだ。
だから世界が微笑んでくれるために自愛する事と、自分が微笑むために自愛する事は同じだ。
私は、なかなか許せないでいるんだ。
許せなくてもいいんだ、それで構わない。
自愛が上手く行かない自分を許すと言ってみろ。
全部許してやれ、全部だ。