【方法論】「異性側に立つ」”こんなふうに思っている自分がいるなぁ”というように、自分の気持ちに気づいて、その気持ちを許している側に立つこと、その立ち位置が「異性側に立つ」っていうことなんです。

「自愛」というのは、一人二役です。
ずっとほったらかしにされてきた同性性に、1ヶ月やそこらぐらいの期間、構ってくれたくらいで、異性性から「まだ愛が足りないのかな」って言われたら、あなたは受け入れられますか？
それだと、同性性としては、「軽く扱われている」と思うだろうし、不満を感じていることでしょう。
現実というのは、投影にすぎません。
不満は、自分が自分自身に向けている不満です。

それに気づいたら、今度は視点を変えて、自分が本当は何を望んでいるのかを知るんです。
「人から軽く扱われた」、「嫌だった」、「じゃあ、自分はどう扱われたいのだろうか」、というような流れで、「答え」を探します。
この答えは、「自分が自分自身にどう扱われたいのか」という答えです。
その答え通りに、自分が異性側に立って、自分の同性性を扱ってあげるんです。
「異性側に立って、気合を入れて、同性性の気持ちを受け止めてやれ」ということですよ。

「異性側に立つ」というのは、貴方が女性であれば、「自分を男性だと仮定してみて、女性としての自分に対して、愛情と思いやりを持って接してあげる」っていうことです。
例えばあなたが」、現実の彼や異性に対して「もっと私のことを構って欲しい」っていうように、切実に思ったりした事があるのなら、本当は自分が自分にもっと構って欲しがってる」っていう事になります。
もしもあなたが」、「もっと容姿を褒めて欲しい」と思うなら、あなたを愛する男性の立ち位置から、女性である自分に対して、「可愛いよ」、「素敵だね」、っていうように、想いを丁寧に注いであげるんです。
嫌なことがあったときは、「怒った顔も可愛いね」みたいな感じで、あなたを癒やしてあげてください。

「愛してる」という言葉が白々しいなら、言わなくても大丈夫です。
「器用な事、難しい事なんてできないよ」って言ってる自分がいるなぁ、まぁいっか」、「愛してるとか、白々しいって思ってる自分がいるなぁ、まぁいっか」っていう感じで、自分を許して、認めていけばいいんです。
「こんなふうに思っている」自分がいるなぁ」というように、自分の気持ちに気づいて、その気持ちを許している側に立つこと、その立ち位置が「異性側に立つ」っていうことなんです。