【気づき】「絶望はゼロ、虚構です」希望を信じられない気持ちから発生する感情、それが絶望感です。それは存在していません。by画家さん

絶望とは何でしょうか？
現実を見て、「ああ、私の望みはもう叶わない」「何もかもおしまいだ」、と思うところから発生する感情、反応としての感情が絶望ですね。

何故その感情が来るのですか、どこから来ますか？
それは、その裏に「希望」が確実にあるからです。
「希望」を信じられない気持ちから発生する感情、それが絶望感です。
でも、その絶望感は、「希望」が存在しないと成り立たない感情なんです。
「だから希望を捨てろ」ということではありません。

つまり、絶望感でさえも、「希望」で支えられるのです。
「幸せ」を知らないと「不幸せ」すらありえない。
絶望も不幸せも、それ単独では存在し得ないのです。
それは存在していません、つまり「ゼロ」、虚構です。

絶望も不幸せも「影」ですが、「影」は存在しません、ただ光しかありません。
そして、光が当たっていないところをクローズアップして、絶望という名前を付けているだけです。

こんな考え方が役立つなら使ってみてください。
もし絶望を感じたら「ああ、私は確実に希望を持っているんだ」と気づいてください。
その絶望感でさえも、「希望」のありかを証明しているのだと気づいてください。
ひかりと影が相対しないように、希望と絶望は相対関係ではないのだと気づいてください。
ひかりや希望に相対するものはありません。
ただ言葉、（思考）しかありません。
それなのに、その言葉（思考）を使うと、絶望感さえも感じられるなんて、すごくないですか。

私たちは何でも感じることが出来ます、それくらい自由なんです。
感じることは体験です。
もし、要らないのであれば、要らないのにどうしても感じてしまうのであれば、その感情をコントロールしよう、という意識の手を放します。
すると、消えます。

絶対に「それを感じさせないようにしよう」と考えてしまうなら、それがコントロールです、これを「手放します」

私たちは絶対安全な場所にいます。
たとえ現実がどうあろうが、絶対安全な場所にいます。