【体感】「私は私のままでいい」以前までは、自愛をしても、あまり手応えを感じなかったのですが、最近は「私は私のままでいいんだよな」ということを自然に思えるようになりました。

私は、復縁とか、仕事とか、お金とかの願いでは無いのですが、家族との関係がものすごく良好になりました。

両親共に子どもの気持ちよりも「世間体が第一」みたいな人達で、小学校から高校ぐらいまでずっと近所の成績優秀な子とか、頭の良い親戚とかと比べられていて、「お前はダメだ」とか「だらしない」とか、そういうことを言われながら育ちました。
冗談も通じない人達で、ちょっと軽口を叩くと、怒鳴られたり、ひっぱたかれたりしていました。
テレビで仲良く話している親子を見たり、近所に住んでいる親子が冗談を言い合ったりして笑うのを見て、「いいなぁ、あんなふうに話せるようになりたいなぁ」ってずっと思っていました。

潜在意識というのを、ここ五年ぐらいで知ったのですが、最近、両親と笑いながら話せていることに気がつきました。
「私が変わった」というより、両親がすごく丸くなったという感じです。
私は、職場の上司と相性が悪くて、三年ぐらい前に自律神経失調症で休職しました。
その時は「会社を辞めるなんてもったいないから続けた方が良いよ」とか、「休ませて貰えるなんてありがたいことだね」などと、両親共に言っていました。
この時は、職場に復帰したのですが、ここ最近、また仕事が原因で調子が悪くなってしまって、「何を言われるかなぁ」とげんなりしていたところ、両親共に、「あの時辞めればよかったのに」とか、「命の方が大事だよ」と言ってくれて、心配してくれました。
全然責められなくて、拍子抜けでした。
「前回のときは、辞めるなって言ってたよね」と聞いたら、「そんなことは言っていない、いつだって健康が第一なんだから」と突っぱねられました。
記憶まで変わっていてびっくりでした。
結局仕事は、三ヶ月ほど前に辞めました。
「アラサーで、彼氏もいないし、仕事も無いなんて、ダメダメだよなぁ」なんて呟いたら、「周りの人が何を言おうと、何がどうなろうと親にとって子どもは一番大事だよ、ダメとか無いからね」と母に言われたりしました。
すごく驚きましたが、でもとっても嬉しかったです。

潜在意識を知る前は、両親のことをいつも責めていました。
自分がコミュ障なのも、前の彼氏とうまくいかなくなって別れたのも、全部親が悪いんだ」って思っていましたし、仲の良い友人に小さい頃の辛い記憶を話して、その気持ちに浸っていました。
私は、「不幸な私」を選んでいたのかもしれません。

今では、「この先、次の仕事が決まったり、恋人が出来て結婚が決まったら、親も一緒に喜んでくれるかなぁ、喜んで貰いたいなぁ」って、考えています。
結婚式で、嬉し涙を流している両親を想像したりしています。
以前までは、自愛をしても、あまり手応えを感じなかったのですが、最近は「私は私のままでいいんだよな」ということを自然に思えるようになりました。
「彼氏も、ちゃんとした収入源も、向こうから来るだろうな」なんていうように、軽く考えたりしています。