【気づき】「桃源郷と決別する」桃源郷と現実の落差に絶望して、現実を桃源郷に近づけようとすることに苦しみがあると思ったから、桃源郷なんてないことにした。桃源郷に、自分の幸せを期待することをやめた。

体感・気づき・方法論
達人さん
達人さん

自分は、全てに期待することをやめた
自分や、他人や、環境に対して、自分の望む通りになって欲しかったけど、「そんなの無理じゃん」っていうことに気が付いた。
チケット七章に、最後の望みを賭けていたけど、もうやめた

そして、「自分の人生こんなもん」って思うことにした
それは、「ネガティブな否定」というよりも、フラットに諦めた
何か失敗したとしても、「私ならこんなもんでしょ」って思ってる

そしたら、持っているもの、好きなもの、大事なものが浮かび上がってきた
この感じが結構気持ちいいから、このままいくことにする

質問さん
質問さん

そういった心境に変化するまでの過程が聞きたいです

達人さん
達人さん

私は、今まで長いこと、「生きづらさ」に悩んでいた。
母親がどうしても苦手だったので、「生きづらさ」の原因は、親にあると思ってた
それで、親に対して、自分が許せない部分を伝えたら、「わかってくれるかな、少しは変わってくれるかな、生きやすくなるかな」って期待してたの
でも、脳内シミュレーションをしてみても、親と大喧嘩になる結末しか想像出来なかった

だから、親をどうこうすることを「諦めた」
親に対して、変わってもらおうとすることをやめた

これは、仕事中に「あ、もう親に期待するのをやめよう」って、ふと思いついたのね

そうしたら、肩の力が抜けたので、もしかしたら、苦しみの原因は、あらゆる物に対して、「自分の思う通りになって欲しいという、期待にあるのかな」って思ったんだ

それから、他人に期待することをやめたの
それと同時に、自分に期待することもやめた
もっと素晴らしい人間になりたかったけど、やりたかった仕事に夢を見ていたけど、それをやめた

誰でも、頭の中に桃源郷があって、「こんな世界だったら、自分は幸せなのに」とか、「こんな自分だったら、もっと立派に活躍できるのに」っていうように、夢を見ながら生きてるんだっていうことに、その時に気がついた
この桃源郷と、現実の落差に絶望して、なんとか現実を「桃源郷に近づけようとすることに、苦しみがあると思ったの

だから、桃源郷なんてないことにした
桃源郷に、自分の幸せを期待することをやめた

桃源郷を夢みれば、桃源郷にあるべきものが、現実にはないんだから、現実はネガティブなものになる
だから、桃源郷と決別してみたの
そうしたら、現実で、今持っているものが浮き上がってきたんだよね

質問さん
質問さん

それは、願望を自分で叶えることを諦めた境地で、チケット七章の境地だと思います。
実際には、別の領域でしか叶わないのに、エゴってしつこいですよね。

達人さん
達人さん

私は今、願望実現とは程遠い場所に来てしまったように思います
「願望を叶える」って、なんだろうという感じです
本当に不思議なのですが、未来に幸福を求めていないんです
今、楽に感じることが、何よりも大事です

「別の領域に叶えてもらおう」という意識もないですね
「叶わなければ、それが自分の人生だ」というように感じています

上海雑伎団スレ【第六十三幕】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/10211/1582050730/
814: もぎりの名無しさん :2020/12/26(土) 15:53:46 ID:6tCiR3/Y0

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