【金銭】「自分の中心を確立する」潜在意識が開かれたときに、悪い暗示をされにくくするためには、丹田を鍛えて、姿勢や呼吸や感情の中心を確立することだよ。丹田呼吸で、打たれ強くなり、器が大きくなるんだ。

潜在意識が開かれているほどに、洗脳されやすくなるから、周りのメンタリティーの低さに悪影響を受けて、気分が悪くなったり、性格が変わったりするよ。
自律訓練法をやった直後に、残酷な映像や、残酷な言葉を聞くのは、ほんとうに注意が必要だよ。

潜在意識が開かれたときに、悪い暗示をされにくくするためには、丹田を鍛えて、姿勢や呼吸や感情の「中心」を確立することだよ。

丹田呼吸によって、打たれ強くなり、器が大きくなるんだ。
かといって、無感動になるのではなくて、中心が常に存在しているので、悪い方向にいっても、中心に戻ってこれるんだよ。
それが「平常心」といわれているものだよ。

平常心は、姿勢や呼吸を改善するだけでも、高められるんだ。
姿勢のバランスと、呼吸のバランスと、感情のバランスは繋がっているから、どれかのバランスをしっかりとれば、他のバランスもとれてくるよ。
丹田呼吸では、この三者のバランスを鍛えるから強力なんだ。

それらのバランスを取ろうとすると、かえって「潜在意識が閉じてしまったり、活動を弱めたりしがちなので、
潜在意識が閉じないように、活動を弱めないように、調整しながら、バランスを高めていくことも大切だよ。

「ポジティブ志向」を声高に叫ぶ人というのは、だいたい根っこの部分では、ネガティブだったりするものなんだ。

潜在意識を変えるためには、表面の意識だけを変えても、全然意味がないことが結構あるんだ。
だから、潜在意識を開く必要があるんだよ。

精神医学では、顕在意識と潜在意識が逆なんだ。
フロイトから始まった精神医学では、たとえば、クライアントが「私はポジティブな人間です」と言った場合、セラピストは「ほんとうはネガティブなんじゃないのか」と解釈するんだ。
これが潜在意識の面白いところで、表面では「ポジティブ」と思っていても、心の奥底では、それとは正反対であることがかなり多いんだよ。

そのことを無視して、「高級車が手に入る」という言葉を百万回も唱えたけど、結局叶わなかった」という笑い話もあるくらいなんだ。
それは、「単純さが駄目だ」ということじゃなくて、「表面では、いくら単純であっても、心の奥で複雑だと意味がない」ということなんだ。
心の奥が、複雑に入り組んでいて、絡まり合った状態だから、表面でいくら頑張っていても、潜在意識がまったく変わらないんだ。

その潜在意識の複雑さをほぐすための方法としては、引き寄せの法則では、「ありがとう」という言葉を推奨していたりするんだ。
そうやって、潜在意識のしこりを取り除ければ、場合によっては、暗示がききやすくはなるよ。

それ以外の方法としては、「丹田呼吸」という伝統的なやり方もあるよ。
このやり方の良いところは、潜在意識のしこりをとることと、潜在意識を開くことを「同時にやれること」、それが素晴らしいんだ。

これは、受け売りじゃなくて、何度も何度も失敗して、少しずつ成功するようになってきて、経験のなかで会得してきたことだからね。
うまくいっていない人への、老婆心ながらのアドバイスです。
もちろん、あくまでも一意見なので、参考としてください。