【方法論】「エゴにかまけない」エゴを完全に放棄できなくても別に構いません。別の領域の見解を採用する頻度を増やすのです。それは、あなたがホッとする態度であり、「快」の感情を感じる姿勢です。

体感・気づき・方法論
質問さん
質問さん

例えば、「もう駄目だと本当に思って、何もかも手放して、考えるのをやめるとうまくいく」というのであれば、とても難しいし、意地悪なシステムだと思います。

達人さん
達人さん

難しく感じるかもしれないし、意地悪だなとも思うかもしれませんが、実は難しくもないし、意地悪でもありません。
そう思わせているのは、エゴのシステムなのですから、そのシステム自体を放棄してしまえばいいのです。
すると、実に簡単で心優しいシステムが浮かび上がってきます。
それを利用してください。

質問さん
質問さん

自殺をしてしまう人は、何もかも手放しているのに、どうして運命が好転しないのでしょうか

達人さん
達人さん

自殺をしてしまう人というのは、何もかも手放しているのではありません。
手放せていないから、そういう行動に出てしまうのです。
何もかも手放していれば、自殺する必要なんてありませんよね。
どうなったって構わないんだったら、殊更に死ぬ必要もないわけです。

「もうこの状態を終わらせたい」とか、「この苦しみから逃げ出したい」とか、「これが手に入らないなら絶望だ」っていうのは、いずれも「不足や苦しみを握りしめた状態です。

本当にそれらを手放せたら、「この状態が終わらなくたって構わない」とか、「この苦しみから逃げ出す必要はない」とか、「これが手に入らなくたってどうでもいい」とかになるはずです。
本当に全てを手放したら、自殺なんていう選択肢はあり得ないのです。

ここまで全てを手放せる人というのは、それほど多くはないと思いますが、もしそれが出来たら、状況は勝手に改善されて、幸せな状態に行き着くでしょう。
全てを手放すことが、エゴを完全に手放したことになるからです。
そうなったら、覆い隠されていた本質である「幸せ」が現れないわけがないのです。

でも、「エゴを完全に放棄できなくても、別に構いません。
必要なことは、このメカニズムを理解しておくことです。
そして、必要以上にエゴにかまけないことです。
別の領域の見解を採用する頻度を増やすのです。
それは、あなたがホッとする態度であり、「快」の感情を感じる姿勢です。
そういう態度や姿勢をとり続けていればいいのです。

108質疑応答
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/10211/1235909400/
3251 名前:108★ 投稿日:2009/10/16(金) 02:50:45 ID:???0

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