例えば、有名な俳優との結婚を本気で願った場合、潜在意識が万能であれば、叶うと思いますか?
私は、潜在意識を知ってから数年になりますが、「妄想」と「潜在意識」の違いについて、疑問を持つようになりました。
そういうケースのときは、「自分にはそんなことはあり得ない」ということを、心では信じていながらも、それを無視している場合には「妄想」になるよ。
本当に心から信じているなら、どこか常に冷静で客観的なはずだよ。
大きな視野で構えているからね。
例えば、何人もの美人が、潜在意識でその俳優との恋愛成就を願っていたらどうなるのでしょうか。
それが「エゴの視点」だということに、あなたは気がついているのかな。
あなたの中で、わざわざライバルや、成就しにくいと思われる条件をチョイスして、作り上げて登場させて、達成を難しくしているだけだよ。
もし、それらが全てなくなったら、何が残るだろうか。
純粋に、「相手が好き」という気持ちしか残らないのではないのかな?
極端な話だけど、相手が既婚者であっても、それを意識しないでいるだけでもあっさり叶うよ。
何故なら、私がそうだったからね。
既婚者との結婚成就をするために、「既にある」を適用したのですか?
「既にある」というのも全く意識していなかった。
ちょっと「いいな」って思っていた相手に「好かれる」というのを意図して、あとは放棄していたよ。
普通に日常を生きていたよ。
「既婚者がどうのこうの」ということも考えていなかったし、だから、特に何もしていなかったけど、急に相手が私に一目惚れしたらしいんだ。
これは、誰にやっても必ずそうなるんだ。
だから、相手に恋人がいたとしても関係ないし、 潜在意識は本当に「自分が主体」で、選ぶだけでいいんだよ。
「放棄」というのを、どうしたらいいかわからないんです。
それについてあれこれ悩んだり、考えたりしないってことですか?
「放棄」というのは、願いを叶えるために「コントロールしようとしない」っていうことだよ。
最初に意図してから、気になる人に会って、「いつもと変わらないな、まぁいいや、それでも彼に好かれている」というように意図をする。
「そして、また忘れて」ということを何度か繰り返すと、相手が変わってくるのが分かるよ。
おすすめは、何か夢中になれるものを作ると早いよ。
私は長くて1ヶ月、最短で1週間かかったけど、最短の時は、暇なときにクラシックな音楽にハマっていて、聴きまくっていたよ。
自分に心地のいい時間を過ごさせてあげることも自愛になるよ。
もし自分自身にそういう時間を作っていないなら、増やしてみてはどうだろうか?
悩みや不安はあってもいいんだよ、無理に抑えなくていいんだよ。
ただ、「他のことに気を反らす時間を作る」だけだよ。
例えば、さっきまでは悲しかったのに、他に興味があることがあると、いつの間にか忘れていた経験はないかな?
人の脳はそんなふうに出来ているから、それを上手く利用するんだよ。
この方が早いし、楽だよ。
夢中になれるものは、私の場合、好きな人が音楽をやっていて、そのライブに行くのが一番楽しくて、他に夢中になれるものがみつからないのです。
でも、ライブに行ったとしても、周りの人がめんどくさかったりして、気になってしまい、もやもやしたりしてしまいます。
もやもやする感情が出る時に、それがどこから出ているのかを見つめるのもひとつの方法だよ。
例えば、彼がファンの女の子と話しているのを見て、嫉妬するなら、自分に「なんで嫉妬するのだろうか」と問いかけてみる。
そうすると、「彼を取られそうだから」という答えが返ってきて、次に「その根拠はなんだろうか」と問いかけるんだ。
そうしたら、「過去にこんな事があったから、そうに違いない」などという答えが返ってくる。
本来はニュートラルな出来事に対して、エゴが勝手にストーリーを作っていて、それに反応しているパターンを作っている自分に気がつくはずだ。
不安が出るたびに、それを否定せずに、「なぜなのだろうか」と繰返し問いかけていると、だんだん客観的になってくるから、そうすると、「選ぶ立場の自分」でいられるようになるよ。
それはいわゆる「自己観察」みたいな感じで、掘り下げていく感じでしょうか。
「選ぶ立場の自分」について、もう少し詳しく教えてほしいです。
自己観察とはアプローチがちょっと違うけど、言葉にして問いかける分だけ、理性的になりやすいから、そういうメリットはあると思う。
不安や心配というのは、必ず何かの観念があるから出てきているんだ。
だから敢えてその感情に問いかけることで、だんだんと客観的になって、「不要な観念にたどり着く、気がつく」という感じだよ。
その「気がついている自分」が、「選ぶ立場」の自分なんだよ。
例えば、過去に何かでイライラしていてそんな自分に気がついたら、「あっ、今イライラしていたな」っていうように、落ち着いたりする経験はあるよね。
「ああ・自分は今」、不愉快になる観念をしっかり握りしめていたなぁ、わざわざこんなことまでして不愉快になるのもアホらしいし、もうやめよう」っていうように、立場を選べるよね。
「自分に問いかける」、または、自己観察をしたりして、気がつくことを何度も繰り返すほど、選べる立場の自分を確信して、信頼することが出来るようになってくるよ。
潜在意識を使いこなす達人が集うスレ21
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/study/9650/1386207725/21
444 : 幸せな名無しさん :2013/12/13(金) 21:54:46 14GC5TPE0