私は、今振り返ってみると、結構すごいことが、いくつも叶っています。
これは、そのうちのひとつの体験になります。
私が10代の頃に、3つ年上の彼を好きになりました。
彼がわたしのことをどう思っていたのかはわかりません。
週一度、彼に会うことがあったので、いつも楽しくおしゃべりしてました。
すると、ある日突然、「今から7年後に会おう」と彼は言ったのです
私は恥ずかしかったので、返事をしませんでした。
それから数ヶ月して彼とは会わなくなりました。
さらに数年が経って、私にも彼氏ができました。
それでも、彼が言った台詞が頭の片隅から離れずに「後何年だなぁ」と思いながら、いつもカウントしていました。
そしていよいよ、その年が来ました。
そのときにはたと気づいたのですが、私は一体」、何月何日に、何処で彼に会うのでしょうか。
彼の携帯の番号どころか、住んでいるところも何もわかりません。
そもそも、彼からの約束に対して、私は返事をしなかったし、彼はもう忘れているのかも知れません。
というより、普通に考えれば、すでに忘れています。
だけど、当時の記憶をたどってみて、「あのことを言われたのって、何となくこの日だったかなぁ」という日に、彼と会っていた場所」へ行ってみました。
するとそこには、やっぱり彼は居ませんでした
「あぁ、7年後に何があるんだろうなんて思って生きて来たけれど、結局何もなかったなぁ」と思いました。
それから半年がたった頃に、私は隣の市まで行って、2ヶ月だけ限定」のアルバイトをしました。
お昼休憩のときに、職場近くのコンビニでちょっと嫌な思いをしたんです。
そこには、機嫌が悪そうな顔をしている店員がいました。
「こちらにどうぞ」とムスっとしながら言われて、その店員の前にお弁当を置いたときに、時間が止まった気がしました。
機嫌が悪い店員、それは彼にそっくりだったのです。
7年も経っているので、確証が持てない私は、恐る恐る名札に目をやると、やっぱり彼だったのです。
「今から7年後に会おう」と彼に言われて、お互い7年間一切連絡をとらず、携帯も住所も職場も何一つ知らなくて、それでも7年半後に彼に会えたのです 。
今思ってみれば、彼の不機嫌な接客にも意味がありました。
そうでなければ、コンビニの店員の顔を、私はマジマジとは見ないのです。
私と彼は、お互いに生きる道も違ったし、私には恋人もいたので、それ以上のことは何もなかったですが、私の体験が、復縁や、再会を望んでる人たちの励みになれば」と思っています。
実現報告☆PART7
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165 :幸せな名無しさん:2012/01/22(日) 05:36:38 ID:mPZUGerEO