「願望は既に叶っている」とはどういうことか?

コラム

達人さんたちが、「願望が既に叶っていたことに気づきました」とか、「願望=実現」、「既にある」がわかりました、と言うことがよくあります。
「願望が既に叶っている」って、一体どういうことだ?と思いますよね。
人によって解釈は違うかもしれませんが、私なりに解説したいと思います。

ある時あなたは、願望を思いつきました。それは、「これがこうなったらいいな~」という、気楽な思いからでした。

なぜあなたがその願望を思いついたのかというと、あなたの中に「既にある」願望だからです。

あなたの中に既にあるからこそ、願望が思いつくのです。情報が何もない状態から、願望というものが出てきません。

例えば、今ではYouTuberという人が認知されていて、子供のなりたい職業の上位になっていますが、YouTubeがなかった時代には、YouTuberになりたいという願望は抱けなかったはずです。

願望に話を戻しますが、その湧いてきた願望は放っておけばいいのですが、あなたはその願望を叶えるために悩んだりします。

「どうやってこの願望を叶えればいいのか?」

なんとか叶えようとあれこれしだすので、願望が願望として存在し続けるのです。

もしかしたら、それは「願望」というものではなく、「本願」というものに変化しているかもしれません。
なんとしてでも叶えたい、叶ったら死んでもいい、とまで思うほど、とても大切な願望になっています。

そうして、ますます願いが叶わなくなるのです。

「既にある」に気がつくためには?

「既にある」ことに気がつくためには、願望の重要度を下げることが一つの方法です。
どうしても叶えたい願望のままだと、それが「既にある」とはとても思えないですよね。

願望という属性がついた「それ」に、願望というラベルを剥がせば、それはもう願望ではなくなります。
では、願望というラベルを貼ったのは誰でしょうか?

そうです、ラベルを貼ったのはあなたです。
そしてそのラベルを剥がすことができるのもあなたなのです。

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