クレンジングの「ブロック」については、「ブロックを頑張って外さないと、モチベーションは上がらない」という意見があります。
「クレンジングさえすれば、現実が好転する」ということを思えるのであれば、一生懸命に取り組むモチベーションは高まる」ということを、私は言いましたが、「モチベーションが高まる」というのは、メソッドをはじめるときの、一番最初の取っ掛かりのことです。
クレンジングメソッドの本を手にとって、知識を手に入れた瞬間というのは」、全能感に包まれて、「どんどん解放していこう」っていう気持ちになりますよね。
そういう意味では、解放へのモチベーションは高まるといえます。
そして月日は流れると、「現実が動いていないぞ、でも解放をやめたらもう希望もなくなってしまうな、この状態が続くことは絶対いやだな」というような気持ちから、「解放するのに疲れているのに、仕方なくやっている」といったように、最初にメソッドをはじめるときの、純粋なモチベーションではなくなっているのです。
まず、メソッドにおいて、「モチベーションを自分であげることは、ありえない」と考えてください。
解放は、したときに気持ちいいからするのであって、「しなきゃいけない」というネガティブな気持ちになってしまったら、この瞬間に、「不足」を生み出しています。
しかし、それはある意味で、チャンスでもあります。
「ネガティブ・アラーム」というものが、作動しているんです。
「ネガティブ・アラーム」というのは、「そのスタンスは間違った方向に進んでるよ」ということを教えてくれているのです。
メソッドが辛くなったら、そのメソッドを疑うチャンスです。
次に、「自愛」について考察してみますが、「自愛」はとても万能であり、他のメソッドの全てをカバーすることができます。
「ネガティブ・アラーム」の話をしましたが、そこにも落とし穴が潜んでいます。
「間違った方向に進んでしまったぞ、私ってやっぱりダメだなぁ」ということを思ってしまうのです。
私たちは大抵、正解が一つしかない試験を学校でたくさん経験してきました。
問題を間違えるたびに点数は下がり、それは教育上、悪いこととなっています。
躾についても、決められたこと以外のことをしたら怒られます。
そういった「正解」といわれているもの以外のことをしたときに、自分を責めてしまったり、罪悪感に襲われますよね。
「正しい・正しくない」というものに左右されるように、心が形成されている」といっても過言ではありません。
そういった観念を、「ネガティブアラーム」が起きたときにも持ちだしてきてしまうのです。
「感情は湧いたら蓋をせずきちんと解放しましょう」というメソッドをしていたのに、「さっきあの人の前で、つい感情を抑えてしまったな」と考えて、自分を責めてしまいます。
「自分の心の声を聴きましょう」というメソッドをしていたのに、「会社にいる間にそんなことを思い出している暇もなかったな、心を無視してしまったな、自分を大切にしてないな、自分は何をやってるんだ」と考えて、自分を責めてしまいます。
このように、メソッドの指南に対して、不適切なことをしてしまったら、罪悪感を感じたり、自分を責める方向に向かってしまうことが本当に多いと思います。
自愛が他のメソッドとちょっと違うのは、そういった「正解とされていること」以外のことをやってしまった自分の、全てを包みます。
「それでもいいよ」ということです。
自愛は、罪悪感を感じたり、自分への怒りの状態になっている、まさに今この瞬間を」、「愛」に変えてしまいます。
さきほどの例でいえば、「人の前だと感情を抑えちゃうときもあるよね」という感じであったり、「会社に行ったら、自分の心に耳を傾けるのを忘れちゃうときもあるよね」というような感じです。
人に自愛を勧めている人が、「そういうときには、自愛をしなきゃいけないんだよ」というようなことを言っているのを見たりしますが、本当の自愛というのは、「自愛すべきであろうときに自愛できなかった自分でもいいや」というものなのです。
自愛をしてなくて注意されることはありえません、なぜなら自愛は、全部OKなのですから。
自愛が、「今の自分の状態」を「愛」に変えてくれる、強力なメソッドだということは確かです。
潜在意識メソッドの共通点を見ることで核心に迫るスレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9650/1394723910/
34 名前:1 投稿日:2014/03/14(金) 22:27:27 ID:bQC9SEx.0