【考察】「次の瞬間は、自分が決定している」「次の瞬間を自分が決める、上手くいく過程だったと決める、そうすると、本当にそうなりますよ」という話なのです。

体感・気づき・方法論
達人さん
達人さん

「叶いやすい願望」と、「叶いにくい願望」について、考察してみます。

潜在意識が全てをつかさどっていたとしても、どうしても超えにくい壁、超えられない壁」というものがあります。
それは、「抽象的ではない信念」です。

例えば、「人は空気を吸わずに生きられる」とか、「人は飛べる」といったものです。
もっと身近なものでは、「顔の形が自然に変わる」とか、「別れた恋人と復縁できる」というのが、超えにくい壁になっている人が多いと思っています。

さらに言うと、「今この瞬間叶える」という類のものは、ほとんどの人には無理だと思っています。
もちろん、これらの願望を叶えたことがある人もいるのは事実です。

反対に、抽象的な願望というのは、「自分に自信が持てる」とか、「異性にモテる」とか、「好きな人と幸せになる」などのようなものです。
「顔の形が変わると思いますか」という質問と、「自分に自信が持てると思いますか」という質問の、どちらの方が物理的に可能性が高いと思うでしょうか。

「傷が治る」というのを意図したとして、意図を取り下げる行為である「現実を確認する」ということを、絶えずしたとしても、傷は治っていきます。
それくらいに、メソッドとは関係なく、「傷は治る」などの、私たちが当たり前としている信念の払拭は難しいのです。

例えば、「復縁」という願望で考えてみると、「自分に冷めてしまった人と再び恋愛関係になる」ということと、「新しい人と恋愛関係になる」というのは、どちらのほうが可能性が高いと思うでしょうか。
以前の恋人と別れたときの衝撃が大きければ大きいほど、新しい人との恋愛のほうが、叶いやすいと思ってしまうのはごく自然なことです。

以上のように、願望よりも信念のブロックが大きいものは、実現がどうしても難しくなってしまいます。

しかし、潜在意識は全てを知っています。
なぜ復縁がしたいのか、それはもちろん、現時点では、「元恋人じゃないとありえない」と思っているのだと思いますが、元恋人への「執着」というのが、判断の邪魔をしているだけで、本当の願望というのは、「大好きな人と、仲良く過ごす」ということだったりします。

その元恋人が、自分のステータスだったとしたら、本当の願望というのは、「自分に自信を持つ」ということだったりします。
復縁などの目先の願望は、自分の奥底の願望が叶えば、関心が薄れていきますから、潜在意識はそこに焦点を当てます。
もともとあった願望が薄れていくことは、果たして、「願望が叶わなかった」状態でしょうか。
潜在意識は、叶え方もベストなものを運んでくれます。

仮に、「顔の形が変わる」ということを意図したとしても、「顔が自然に変わる」という事例を引き寄せて、叶えやすいレベルにいくのかも知れませんし、顔とは全く関係なく、他のことで自分に自信が持てる機会が与えられるかもしれませんし、結果的に、顔への関心が薄まったり、好きな人から、その顔が好きだと言われたり、「この顔でも全然いい」と思えるようになるなど、気持ちが変化するかもしれません。

潜在意識は、必ず、解決への道、満足の道へと誘ってくれているのです。

例えば、仕事がしたくないと思っている人が、「今この瞬間」に、お金持ちになることを意図するとします。
この場合、「お金は湧いて出てくるものではない」という強力な信念がありますので、お金の入手ルートは、「稼ぐか、宝くじを当てるか、誰かがくれるか、印税か」などの、それらの具体的な方法のほうが、その人にとっては、信念の妥当性は高くなります。

潜在意識は、「仕事が好きになる」という、奥底の願望を知っていますので、転職の誘いが来たり、仕事に対しての見方が変わるような本に出会ったりなど、そこを焦点にして、現実を動かしていきます。
結局この人は、仕事がしたくない訳ではなくて、今の仕事が嫌いだったわけです。
こういった、自分の心と深く対面しないと、気づかない願望に気づかせてくれるのも、潜在意識の働きです。

それなのに、焦点を「お金が今この瞬間に現れること」に固執していると、現実確認をしたところでお金が出る気配がなく、「潜在意識なんてやっぱり信じられない」という、新しい観念を生み出してしまうのです。

潜在意識を理論的に考えていると、見落としがちな部分ですが、本来は、何も考えずに、「全部完璧だ、何をしたって良いんだよ、自分が創造主で、全部思い通りだから」という感覚でいられることが一番だと思います。
今は、敢えていろいろと分析していますが、目的は、感覚的な人と照らし合わせてみて、「なぜ全てがOKといえるのか」という、裏づけをすることです。

なので、今まで私が話していたことは、感覚的に理解している人にとっては、「何をしたってOKだ、だって絶対にうまくいくんだから」という一言で説明がつきます。

「何をしたってうまくいく」というのは、嫌な感情に支配されようが、自暴自棄になろうが、感情に蓋をしようが、行動しようが・しまいが、なんでもOKなのです。

もちろん、メソッドもいりません。

しかし、究極を目指さなくても、やりやすくて、無理をしない程度のメソッドならば、やってもいいと思いますし、「感情に蓋をすること」に関しても、感情を感じ切ってしまったり、目の前のことを、素直に認めてしまった方が楽です。

例えば暑いときに、涼しくする手段があるならば、明らかに暑いのに、「暑くない」と思い込んで、そこに心理的ストレスを抱えるよりも、「暑いね、じゃあクーラーつけようか」・というのでいいと思います。
「暑いと感じたら、次も暑い現象が起きる」と思い込んでいるのであれば、それは自作自演ということです。

つまり、「次の瞬間は、自分が決定している」のです。
それが、俗に言う「選択しなさい」というものです。
「選択」というと、「毎瞬毎瞬、理想の自分を選択したことを意識するのか」・となりますが、それをやることで、疲れることなく、今が満たされるならばいいと思います。

ただ大抵の人は「今の自分が不満足だから」、それをするのだと思います。
「今のことに集中する」とか、「何もやらなくていい」と言われると、動かずに、雑念がない、修行僧のようなイメージになりますが、「今やりたいことをやる」ということを、言いたいのです。

「未来の不安や、過去の自分の否定からくることを、何もやらなくていい」ということです。

すると、メソッドをやりたいという人は、必然と、「そのメソッドが好きだから、気持ちが良いから、自信がみなぎるから」という、メリット以外のことでは、する意味を見い出せません。

それ以外の理由でやるメソッドというのは、義務であり、「未来か過去を意識しているからやっている」ということになります。
つまり、そのメソッドをやる瞬間に、「問題を抱えている自分」を「選択していることになるのです。

「自分は何をしたって上手くいく」ということを、本気で思えるかどうかが、潜在意識を知った人に課せられた、唯一の課題ではないでしょうか。
もちろん、「何をしたって上手くいく」ということを、「本気で思えなかった」ということすら、「OK」ということになります。
全てOKの「自愛」が、強力だということがわかります。
「次の瞬間を自分が決める」、「上手くいく過程だったと決める」、そうすると、「本当にそうなりますよ」という話なのです。

潜在意識メソッドの共通点を見ることで核心に迫るスレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9650/1394723910/
125 名前:1 投稿日:2014/03/24(月) 19:43:54 ID:ZBkcvyHg0

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